放課後、私は屋上で一人、昼間のことを思い出していた。清水に言った、あの言葉を。 「夏焼さん、ありがとう」 私の言葉を聞いた清水はそれだけ言うと、その後はずっと泣いていた。別に感謝されるようなことは言ってない。思ったことを口にしただけだ。 それ…
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